北海道電力は、風力など自然エネルギーによる発電の全量買い取りを電力会社に義務づける「再生エネルギー特別措置法」が施行されても、風力発電の新たな買い取りをしない方針であることが12日、明らかになった。電力の安定供給のため同社が独自に定めた風力発電の買い取り上限(風力発電連系可能量)である36万キロワットが既に満杯のためで、同法の下でも新規の買い取り拒否は例外規定で認められるとしている。
同法成立を前提に、通信大手のソフトバンク(東京)が留萌管内苫前町で国内最大級の風力発電を計画するなど、道内では風車建設に向けた動きが出ているが、北電の方針が変わらない限り、新たな建設は困難となる。
法律が出来ても買い取らなくていいとは何だか凄い話です。
すでに法律を作った意味がないというか抜け道が出来ていたのに驚きですね。
北海道の「埋蔵電力」、総発電設備の1.5%どまり 日本経済新聞http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819491E2E1E2E29A8DE2E1E2EAE0E2E3E39EE6E3E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E2E3E0このニュースによると北海道電力は742万キロワットで北海道の総出力の約7割を占める占めているみたいです。
36万キロワットという数字は全体の1割くらいなのかと思っていましたが、それよりも少ないです。
HPによると安定的な電力ではないために制限している旨の断り書きがありました。
ではいったいどの程度の技術革新がなければと思いましたが、おそらく蓄電技術という方向へと持っていくんでしょうね。
では住宅の方の買い取りは別枠なのでしょうか?
住宅の太陽光発電に関しては先日、雪対策として壁面にパネルを付けるタイプが開発されていました。
詳しく調べてないので分かりませんが、もし枠があって買取がなければ開発した会社の人、吉本新喜劇みたいにずっこけますね。
「再生エネルギー特別措置法」
もしかして管首相を辞めさせるためだけに練りに練った法律だったのか?
これも管首相のペテン?
などと勘繰りたくなります。
被災地の人はこの様な意味のない法律を被災地そっちのけで時間を掛けて作っていたのかと知れば怒りを通り越して呆れるばかりでしょうね。
借金まみれの日本経済と同じようにエネルギー政策の転換も当分先延ばしみたいですね。
日本の政治。こりゃだめだ!と思った人はボールをキック!!
飛躍するドイツの再生可能エネルギー―地球温暖化防止と持続可能社会構築をめざして
和田 武

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