政府は13日までに、東日本大震災と福島第1原発事故後の復興事業として同県いわき市沖約35キロに洋上風力発電所を建設する費用を2011年度第3次補正予算案に盛り込む方向で最終調整に入った。東大が実証研究を担当し、産・官・学で建設を推進する。
将来は福島第1原発1~6号機の総出力を上回る500万キロワット級とする構想もある。実現すれば原発に代わる雇用創出効果が期待され、再生エネルギー事業の目玉となりそうだ。
予算規模は当初の5年間で100億~200億円。1基5千キロワットの風車を15年までに6基建設。コスト面で展望が開ければ風車を増設する。
社民党の福島みづほが喜びそうな話ですね。
あちらの方は九州大学でしたが、こちらは天下の東京大学です。
【HP】http://windeng.t.u-tokyo.ac.jp/ishihara/石原孟 教授 工学博士 東京大学大学院工学系研究科 社会基盤学専攻
教授 世の中、権威に弱い人が多いので東大教授が~となると何だか凄そうな気がして来ます。
素晴らしい成功結果が約束されているような錯覚に陥ります。
しかし色々な所を見ると作ってみないと分からない事も多いそうです。
日本は雷が多いので落雷で故障しないか?
漁業は?
また故障した時に洋上にあるので修理するのに大変であるとか。
騒音は洋上なので関係はないのでしょうが、津波や毎年来る台風の時どうなるのか?
本格的にやってみないと分からない事が多いそうです。
日本は遠浅が少ないためにこの洋上発電だと建設地が増え、騒音問題なども解決出来るそうです。
福島みづほ一押しの九州大学の洋上発電は太陽光発電も組み合わせた物。
大型洋上ハイブリッド発電 社民党http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/electoric/electoric_hybrid01.htm「大型洋上ハイブリッド発電システムの新提案とその基盤技術」について 九州大学http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2008/2008-07-02-2.pdf100万キロワット、原発1機分と聞くと何だか凄い気がしますが本当にそれだけの発電が出来るのかは建設してみないと分からない気がします。
両者の方式は少し違いますが国が資金を出して研究するのであれば共同で良い部分を組み合わせたり出来ないのかと思いますね。
東大と聞くと何だか凄い気がして来た!と思った人はボールをキック!!
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瀬川久志
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